【スペルが似ている英単語】ramble / rumble の意味の違いと覚え方
こんにちは、スペルが似ている英単語をまとめて覚える工夫をもりこんだ、
独自開発の暗記お助けシートを紹介します。
今回は、以下のスペルが似ている英単語について、暗記お助けシートを紹介していきます。
- ramble(v) : 長々と話す, ぶらぶら歩く
- rumble(v) : ゴロゴロ鳴る, ゴロゴロ通る
他のスペルが似ている英単語を探している方は、スペルが似ている英単語リスト(アルファベット順)でお探しいただければと思います。
今回紹介する暗記お助けシート
今回のスペルが似ている英単語、ramble, rumble、については
①英単語とイメージを結びつけるシート
②スペル差にフォーカスした語呂合わせ・スペル差相関図
を紹介していきます。
暗記お助けシートは、英単語を少しでも効率的に覚えるために作ったもので、英単語暗記の一つのコツです。
詳しく知りたい方は、以下のリンクの「【英語学習】英単語の覚え方のコツ スペルが似ている英単語をまとめて覚える」をご覧いただければと思います。
また、このブログでは、英単語基本情報①発音、②意味、③シソーラス(類義語)、④語源、⑤使い方、も合わせてを載せていますので、参考にして頂ければ幸いです。もう基本情報は知っているという方は、飛ばしてもらって、暗記お助けシートだけ見てもらえればと思います。
ramble(v)の基本情報
それでは、まずそれぞれの英単語の基本情報を順番に見ていきたいと思います。
まずはrambleから見ていきましょう。
ramble(v)の発音・意味
- 発音 : rǽmbl
- 意味 : 長々と話す, ぶらぶら歩く
ロングマン英英辞典で意味をチェック
ramble(v)について、ロングマン英英辞典で意味を確認してみましょう。
- to talk for a long time in a way that does not seem clearly organized, so that other people find it difficult to understand you
「とりとめもなく話す : 他の人があなたを理解するのが難しいように、明確に整理されていないように見える方法で、長い時間話すこと。」- to go on a walk in the countryside for pleasure
「ぶらぶら歩く : たのしく田舎道を歩く」- a plant that rambles grows in all directions
「四方八方に伸びる」
rambleは名詞形もあります。「ハイキング : 田舎を散歩すること」、「とりとめのないスピーチや文章」、という意味です。
他のオンライン辞書をチェック
他のオンライン辞書でも意味を見てみましょう。
英辞郎 on the web : ramble
Merriam-Webster : ramble
ramble(v)のシソーラス(類義語)
ramble(v)の類義語を調べたのでお示しします。
amble, digress, meander,
roam, strollなどが類義語です。
ramble(v)の語源
ramble(v)の語源を調べたのでお示しします。
ramble(v)は、15世紀中ごろに「ぶらぶらする、のんびり歩きまわる」という意味の、"ramblen"から生まれたそうです。
"ramblen"は、「歩く、行く」という意味の"romen"の反復相として、もしくは、「ぶらぶら歩く」という意味の"romblen"から生まれたのではないか、ということです。
母音変化(ここではO→Aのことだろう)は、中期オランダ語の"rammelen"の影響だろうとのことです。"rammelen"は、「さかりのついた猫」という意味の"rammen"の派生語です。
とりとめもなく話す、書く、という意味は1630年代から使われているそうです。
ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY : ramble
語源は英単語を覚えるのに役立ちます
私は、これら2冊の語源本を使ってます。
英単語の暗記のお助けになってます。
語源本 「英単語の語源図鑑」もおすすめ!!
ramble(v)の使い方
rambleの使い方を、ロングマン英英辞典で確認してみましょう。
- There's plenty to discover as you ramble around this little island.
「この小さな島をぶらぶら歩いてみると、たくさんの発見がありますよ。」- She’s getting old and she tends to ramble a bit.
「 彼女は年をとっり、とりとめもなく話しがちです。」- We spent three wonderful days rambling around Palermo.
「私たちはパレルモをぶらぶら歩きながら素晴らしい3日間を過ごしました。」
rambleの理解を深めるため、もう少し例文をお示しします。
-
Tell your own story. Don't hesitate to ramble.
「自分なりのストーリーを語ってください。遠慮せず長々と。」 -
Don’t ramble, don’t go on and on, don’t leave a long message, make it
concise and tight and to the point
「だらだらと話をせず、長々とメッセージを残さずに、簡潔かつタイトに要点をまとめてください」 -
My wife and I ramble across the park or duck out to the outdoor café for
coffee and cake.
「私たちは、東京をぶらぶらして、3日間素晴らしい日を過ごしました。」
ほかにも使われ方はあると思います。時間をゆっくり使ってのんびり過ごすというニュアンスを言いたいときに使えます。
以上、ramble(v)の基本情報でした。
rumble(v)の基本情報
次にrumble(v)を見ていきましょう。
rumble(v)の発音・意味
- 発音 : rʌ́mbəl
- 意味 : ゴロゴロ鳴る, ゴロゴロ通る
ロングマン英英辞典で意味をチェック
rumble(v)について、ロングマン英英辞典で意味を確認してみましょう。
- to make a series of long low sounds, especially a long distance away from you
「ゴロゴロ鳴る : 特に長い距離を離れて、長い低音を連続して鳴らすこと」- to move slowly along while making a series of long low sounds
「ゴロゴロ通る : 一連の長い低い音を出しながら、ゆっくりと進んでいく」- if your stomach rumbles, it makes a noise, especially because you are hungry
「胃がゴロゴロすると、特に空腹のために音を立てる。」- to find out what someone is secretly intending to do
「誰かが密かにやろうとしていることを見つけること」- to fight with someone
「誰かと喧嘩する。」
rumbleは名詞形もあります。「低く長く続く音」、「うなるような轟音」、という意味です。
他のオンライン辞書をチェック
他のオンライン辞書でも意味を見てみましょう。
英辞郎 on the web : rumble
Merriam-Webster : rumble
rumble(v)のシソーラス(類義語)
rumble(v)の類義語を調べたのでお示しします。
resound,
roarなどが類義語になるそうです。
rumble(v)の語源
rumble(v)の語源を調べたので、お示しします。
rumble(v)は、14世紀後半に「深く、重く、連続した音を立てる」、「転がるような、雷鳴のような音で動く」、「無秩序や混乱を引き起こす」という意味で生まれたそうです。
語源はさだかではないようですが、Middle Dutch(中期オランド語)のrumbleを意味する"rommelen、Middle High German(中高ドイツ語)の"rummeln"、Old Norse(古ノルド語)の「叫ぶ、唸る」という意味の"rymia"を模倣し生まれたのではないかということです。
ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY : rumble
rumble(v)の使い方
rumbleについて、ロングマン英英辞典での使い方を確認してみましょう。
- We could hear thunder rumbling in the distance.
「遠くで雷が鳴っているのが聞こえた。」- We watched the tanks rumbling past the window.
「私たちは窓の向こうで戦車がゴロゴロ行進しているのを見ていた。」- How did you rumble them?
「どうやってそれを見つけたの?」
rumbleの理解を深めるため、例文をお示しします。
一番多そうな使われ方は、雷関係です。車が通ったときに、ゴロゴロ音が鳴ったり、窓がガタガタ鳴ったりした場合も使えます。またお腹がグ~グ~鳴るというときも使えます。
-
I was driving to the airport when the thunder was rumbling.
「空港へ車で向かっているとき、雷が鳴っていた。」 -
The tanks was rumbling past the street.
「戦車が通りをゴロゴロと通過した。」 -
I was hearing his stomach rumble when I got the call.
「彼のお腹がグ~グ~鳴っているの聞いていたら、電話があったの」
また、rumbleの使われ方をCNNのニュース記事からピックアップしました。
2021年5月6日の記事で、雷に関するニュースでした。ニュースの概要は、2021年5月4日に、2017年5月20日以来の450万回もの雷が鳴ったとの内容でした。記事では、NALDNが4,498,673回の雷をとらえ、4,547,173もの雷をとらえた2017年5月20日につぐものと書かれていました。
記事ではrumbleは名詞形で使われていました。
※)NALDN
: The North American Lightning Detection Network
Don't be shocked! Tuesday's storms were the most electric in more than 4 years, May 6, 2021
The National Weather Service advises that if a thunderstorm approaches your area and you are outside, it's safest to go inside a building for protection and stay indoors for at least 30 minutes after the last rumble of thunder occurs. If you can't get inside quickly enough, avoid protection from tall trees and do not be in or near bodies of water.
引用した説明文を訳すと以下のようになります。
「National Weather Serviceは以下のようにアドバイスしています。もし、あなたの近くに雷を伴う嵐が近づいて、もし外にいるようでしたら、最も安全なのは建物の中に入り、最後の雷鳴から30分はそこにとどまることです。もし建物の中にすぐに入れいないような場合は、高い木の下に入ったり、水のそばに居ないようにしてください。」
雷がなるときに使われるのが定番のようです。まずはそれだけ覚えるのもいいかもしれません。
以上、rumble(v)の基本情報でした。
今回はこれで英単語基本情報は終わりです。お疲れさまでした。
暗記お助けシート
最後に暗記お助けシート、英単語とイメージを結びつけるシート、と、語呂合わせ暗記シート・スペル差相関図を紹介します。早速見ていきましょう。
英単語とイメージを結びつけるシート
英単語とイメージを結びつけます。イメージで英単語の意味を覚えていきます。
英単語を日本語に訳して覚えるのではなく、英単語と日本語で単語の持つ意味を共通のイメージで結びつけることで暗記していきます。
今回のramble,
rumble,はイメージしやすかったです。rambleはブラブラ歩くおじさんを、rumbleは雷そのものをイメージしました。
皆さんの持つイメージとあっていれば幸いです。
語呂合わせ暗記シート・スペル差相関図
ramble, rumbleの語呂合わせをお示します。
rambleはamに注目して、amに散歩しよう、だからrambleと覚えましょう。または、ramに注目して、ram(羊)を食べながらとりとめもなく話すと覚えましょう。
rumbleはゴロゴロ雷だ雨が降るぞ、傘umbrellaを持っていこう、だからrumbleと覚えましょう。
まとめ
今回はスペルが似ている英単語、ramble, rumbleを紹介してきました。
スペル差にもう一度フォーカスして一気に暗記、覚えましょう。
ramble | (v) | rǽmbl | 長々と話す, ぶらぶら歩く |
rumble | (v) | rʌ́mbəl | ゴロゴロ鳴る, ゴロゴロ通る |
少しでも皆さんのお役に立てればうれしいです。